LYRICS
「献花」
僕ならさって きっとって 乗り込んだ
ステージの上 理解者探すように
アナタならって きっと 手 握ってきた
あの泣きっ面 煙たい君の1Kで
テレビで流れる悲惨なニュースの
目撃者が嬉しそうにカメラの方に喋っている
今日 君に罵倒されたって何も思わなかったのに
何故か そういう事が許せなかった
公共料金 延滞料金 宗教勧誘
忘れらんない出会い 未来
暗い話は無しにしようよ
大丈夫です 騙される程 飢えてもないし
大丈夫です 裸で生まれたワケですし
不幸に慣れた感覚が幸福を素直に受け入れなくて
似合いもしない荊を選んだ
僕ならさって きっとって思い込んだ
君の身の上話に漬け込むように
アナタならって きっとって自惚れないで
あの言葉は抜けない棘みたいで
アタシの事が大好きな
自分の事が大好きな
アンタのそういう所と
ウチの店の女と同じ
“興味ない”って相槌を打つのが
嫌なの
僕ならさって きっとって 乗り込んだ
ステージの上 歌うため 黙っていたんだ
アナタならって きっと 手 握ってきた
あの夜のこと 忘れない 根に持ってるし
もう二度と会わないだろうし
もう何も減りはしないだろうけど
また君の部屋に行く為に
わざと置いてきた僕の残骸が
まだ君を見つめてるんだろう
ねぇ それ
もう捨てておいて欲しい
さようなら
薔薇みたいな人
「re_laundry」
星空を眺め 君が呟く
あの星から 私はやって来たの
人混みを掻き分け 君が呟く
あなた以外 誰も私が見えていないのって
いつだってさ 冗談めかしては
笑って誤魔化すけど
悲しいことがあったんだね
何も言わなくていいよ
もしもの話は
君と幸せな嘘だけでいい
もう白も黒もない選択を
影一つの帰路にて
「ありあまるフライデー」
あぁもうホント偉そうに
秒針の加速 AM→PMへ
あぁもうホント嫌になる
出る杭どころか打つ杭も無い
上司の言う通りにするから
お好きにどうぞ煮て焼いて
家に帰って脱ぎ捨てる
銀色 飲み干してバカになる
ありふれたロンリーは休日を無駄に
それの繰り返し
でも ノリノリのライフイズダンス
あんな男にはもう後腐れも無いのに
込み上げた何かに
もう 懲り懲りのヘイトユー
あぁなんか急に怖くなる
涙の数だけ弱くなる
最後に愛が勝つのなら
王子様 乗り捨てた白馬に捧げてよ
夢見る少女のままなのに
歪んだ恋愛観だけ身に付いて
ビタミン剤 飲んで床に着く
明日からまたロボットに戻る
イヤフォンが無くて
電車の音ってこんなのだったなぁって
思い出した時に
#ふたりの時よくこの音を聴いてたねって
いちいちうるさいし女々しい元恋人
って.... ねぇ?
あぁ金曜日までワープした~い
通勤特急で!笑
※彼女、帰りの電車で元彼氏のインスタのアカウントをブロック
(※は今作品のコンセプト、実在する人物団体には一切関係ありません。)
「これから」
きっと もうこれ以上は
笑えなくて 泣けちゃうような
ずっと 探してた誰か
僕でいいなら よれたままの愛を捧げよう
傷つけられた分だけ
傷つけたってたさ 仕方がないけど
乗り遅れた分だけ
乗り過ごしてただけ 急ぐのを分かってよ
止まない雨も
明けない夜も無いけど
ふたり眠る雨の夜は
永遠に変わる気がして
いつも幸せになるのは
不幸になる次に怖いんだ
傷はもう癒えたのに
動けない 君の影が心地良すぎて
自分で作った孤独に
飼い慣らされぬように
ひとり眠る悲劇の夜も
乗り越えて喜劇に変える
きっと もうこれ以上は
泣けなくて 笑えちゃうような
ずっと 探してる誰かに
恥じぬよう よれた心いま伸ばして
きっと このままじゃ
いつまでも このままさ
僕が僕を辞める前に
ずっと 温めてた言葉 届くまで
また会える日までは
これから